キャンプのいろいろな道具を調べていくうちに、ストームクッカーと出会いました。最初、私もストームクッカーの存在を知りませんでした。
使い方を見ているうちに、どんどんストームクッカーの魅力に惹かれ購入を決めました。
これがあるとキャンプをより楽しめます!
そんなストームクッカーを紹介していきます。
ストームクッカーって何?
ストームクッカーとは、クッカー、フライパン、風防、五徳、火元がSETでコンパクトに持ち歩くことが出来る調理器具です。
これ一つあればすぐに調理できちゃう優れものなんです。
燃料はアルコールで、組み立てると立派なコンロに変身します。五徳もついているのですぐ料理できます。
容器が風防になるので、熱が逃げないような構造になっています。火力が安定するのが最大の特徴です。
クッカーが鍋、蓋がフライパンとして使えて、すべてのものがコンパクトに収まります。
荷物を軽くしたい人や、すぐ料理したい方に最適です!
付属品
私は、trangia(トランギア)というメーカーの ストームクッカーを購入しました。
ストームクッカーのSET内容を紹介していきます。
蓋
トランギアの蓋はフライパンになります。
コーティングがされているので、そのままフライパンとして料理する事ができます。
ヤットコ(鍋つかみ)が付属されているので、熱くなっても持ち上げることができます。
フライパンがあることにより料理の幅が広がります。
クッカー
クッカーは、2個付属しています。
私が購入したのは、Sサイズの為そんなに大きくありませんが、容量が1Lあります。
ラーメンを作ったりできるので、一人用の鍋としては十分な大きさです。
2個あるので多様な使い方ができます。
風防+五徳
こちらは、台の上に取り付ける風防+五徳です。
風防があるので、横からの風に強く炎が安定します。
五徳を広げることによって蓋のフライパンに対応します。
中に閉じて使うことによって、クッカーを中で調理することができます。
台
この土台は、アルコールストーブがすっぽり入り安定している状態で使うことができます。
ここに風防を取り付け、調理台を作ります。くぼみに風防を回して取り付けることで外れなくなります。
土台が安定しているので安心して使用することができます。
アルコールストーブ
この中に燃料のアルコールを入れ、火を点けると安定した炎が出ます。
火を消す蓋もついているので簡単に消化することができます。さらにネジ式のキャップもついているので中に燃料が残っていても保管できます。
本体がアルコールストーブなので綺麗な炎を生み出してくれます。
ヤットコ(鍋つかみ)
ヤットコは鍋つかみです。
先を挟むことにより熱くなったクッカーや蓋を持ち上げることができます。
専用のヤットコなのでしっかりと挟む事ができるので、安心して使えます。
ただ、つけっぱなしにしておくと熱くなるので注意して下さい。
ベルト
付属のベルトです。
このベルトを使うことでしっかり収納できます。
蓋をするだけだと結構グラグラします。このベルトでしっかりと固定してから収納してください。
サイズ
トランギアのストームクッカーは、SサイズとLサイズがあります。
Sサイズ
収納サイズ | 直径18×高さ10cm |
---|---|
重量 | 869g |
フライパン(蓋) | 直径18cm アルミ製(ノンスティック加工済) |
ソースパン | 1.0L×2 アルミ製(ノンスティック加工済) |
Lサイズ
収納サイズ | 直径22cm×高さ10.5cm |
---|---|
重量 | 900g |
フライパン(蓋) | 直径22cm、アルミ製(ノンスティック加工済) |
ソースパン | 1.5L/1.75L、アルミ製(ハードアノダイスド加工済) |
使い方
使い方は、難しくありません。
コンパクトなのに、あっという間に料理を開始できるのがストームクッカーの利点です。
台を組み立てる
穴が開いているのが一番下の土台になります。
上部の穴にアルコールストーブをはめ、上に風防付きの五徳を乗せます。
乗せる際は、くぼみの所を合わせて風防を回すことにより固定されます。
アルコールストーブにアルコールを入れる
アルコールストーブにアルコールを入れます。
写真のように専用のボトルを使用することで、安全に使用することができます。
アルコールは、こぼしたりしたまま火を点けると全体に火が点いてしまうので注意して使用してください。
火を点ける
火を点ける際は、土台に固定してから火をつけてください。
火を点けてから土台に入れると、燃料をこぼしてしまったり、倒すと危険なので必ず固定してから火をつけてください。
昼間だと火が点いているのか目視できないので、わからない場合は手をかざして熱くなっているか確認してください。
料理開始
火を点けたらすぐ料理ができます。
フライパンを使って炒めるのも良し、クッカーを使って料理も出来るので美味しい料理をたくさん作ってください。
注意点もあるので、参考にしてください。
- 火の火力が一定なので調整できない
- アルコールの炎なので明るい場所では、火が見えづらい
- 火を消す場合は、風防を外してから蓋を閉めて下さい。
- こぼしたりすると火が広がってしまいます。
一緒に購入したいもの
ストームクッカーを使う際、一緒に購入した方が便利な物を紹介します。
一緒に使うことで、ストームクッカーを快適に使うことができます。
トランギア フューエルボトル
アルコールを入れておくのに最適のボトルです。
このフューエルボトルは、しっかりと密封できるのでアルコールの保管に最適です。
アルコールストーブに入れる際も、上部を回してから押すことによりアルコールが出ます。
アルコールはすぐに火が点くので安全に使用するために、フューエルボトルを使うことをおすすめします。
私は、500mlのフューエルボトルを購入しました。アルコール燃料は、500mlのものが多いのでピッタリ入ります。
トランギア マルチディスク
湯切りやまな板にもなる万能な蓋です。
大きさは、品番TR-MD27が18cm、TR-MD25が21cmとなっています。
MD27の方がストームクッカーのSサイズ、MD25の方がLサイズに収納できます。
マルチディスクは、雪上などでストームクッカーの土台としても使うことができます。
私は、大きさを間違えて購入してしまったのでストームクッカーの大きさに合わせて購入してください。
トランギア ケトル
ストームクッカーの中に一緒に収納することが出来るケトルです。
容量は、品番TR-325が0.6L、TR-324が0.9Lのケトルになります。
ストームクッカーのSサイズには0.6L、Lサイズには0.9Lのケトルが一緒に収納することができます。
ストームクッカーの大きさと合わせて購入すると、コンパクトにまとめられるので便利です。
私は、ストームクッカーSサイズなのに0.9Lを購入してしまい後悔しています、、、w
トランギア 収納袋
ストームクッカーが丸ごと入る専用の袋です。
Sサイズのストームクッカーは、NO.27(TR-F27)
Lサイズのストームクッカーは、NO.25(TR-F25)で収納できます。
私もAmazonで購入したのですが、Amazonの画像より色が明るかったので、購入の際は上の画像を参考にしてください。
アルコール
ストームクッカーを使う際に必ず必要になる燃料です。
エタノールにメタノールを混合したものが燃料用アルコールなんですが、メタノールは有害な劇物ですので、注意事項を守って慎重に使用してください。
- 飲用しないでください。また飲食物にかからないように注意してください。
- 着火源、飲食物と同じところに置かないように注意してください。
- 本品を燃料用途以外の目的で使用しないでください。
- 取り扱いは通風のよい場所で行い、目、粘膜等に触れないようにしてください。
まとめ
ストームクッカーは、コンパクトにまとめられて、いろいろな調理器具になるのが利点です。
これ一つで煮込んだり、炒めたりできちゃいます。
収納に制限があるバイカーさんや登山をする方にもおすすめです。
私も初めて使ってみたんですが、すごく簡単に調理ができ、後始末も楽ちんでした。
クッカーやフライパンも加工がされているので、料理がくっつきづらくなっています。
見た目もおしゃれで、とても便利に使えるのでおすすめの調理器具です!