段々寒くなってきて、これからの季節はコットがあると便利です。
寒い時期にテントで寝ると地面に熱を取られてすごく寒いです。
その寒さを和らげてくれるのがコットです。
コットは各メーカーから色々出ているのですが、その中でもキャプテンスタッグのコットを紹介していきます。
コットって何？
まず、コットなんですが簡易ベッドのことです。
折り畳み式でコンパクトにまとめれるので、必要な時にだけ出して保管する時は場所を取りません。
ベンチシートとしても使えるので、地面に座りたくない方やゴツゴツした場所で寝る時などに便利です。
コットを使うことにより、夏場は地面からの湿気の影響を受けにくくしてくれます。冬場は地面からの底冷え対策が出来ます。
テントの中にシートや寝袋を使うことで、湿気や底冷えを防いでくれますが、シートや寝袋が湿ってしまい後処理が大変です。
付いてしまった湿気を取らないと、せっかくのシートや寝袋がカビてしまいます。
コットを使うことにより、後処理なく快適に過ごせるので是非使ってください！
テントはもちろん自宅でも使えるので、急な来客やベッドを置くスペースがない場所に便利です。
ロータイプ・ハイタイプ
コットには、ロータイプとハイタイプがあるのですが、ベッドの高さの違いです。
ロータイプのコット
ロータイプは、地面から約20ｃｍと低いのでベッドが安定します。万が一転がり落ちても地面に近いので安心です。
軽量でコンパクトになるので積載や収納がしやすさが利点です。
地面で焚火をしたり料理をする時は、地面に近いロータイプのコットが便利です。
私が購入したキャプテンスタッグのコットは、ロータイプになります。
ハイタイプのコット
ハイタイプは、地面から40ｃｍぐらいの高さがあり底冷えがしにくくベンチシートとしても使いやすいです。
地面から高い分、コットの下に荷物が置けるので、テントの中が広々使えます。
大きくなる分、収納サイズも大きくなり積載や収納に場所をとってしまいます。
ご使用になる環境により、ロータイプかハイタイプを選ぶと良いです。
サイズ
コットにもいろいろなサイズのものがあります。
一般的なサイズが幅は、60ｃｍのものが多いです。長さは180ｃｍ～200ｃｍぐらいまであります。
大きさが大きくなれば、もちろん収納サイズも大きくなるので自分に合った大きさで選ぶと良いです。
キャプテンスタッグのコットのサイズを紹介します。
| 広げたとき | 幅60ｃｍ×長さ180ｃｍ×高さ18ｃｍ |
|---|---|
| 収納したとき | 幅20ｃｍ×長さ65ｃｍ×高さ5ｃｍ |
| 重さ | 3.1ｋｇ |
| 耐荷重 | 80ｋｇまで |
キャプテンスタッグのサイズは、一般的な大きさになります。
身長が171ｃｍ 体重が64ｋｇの私にはぴったりのサイズ感でした。
一般的なシングルベットのサイズが1M弱なので、コットは狭く感じますが、寝てみると結構フィットして寝心地は良いです。
使用方法
キャプテンスタッグの組み立て方法を紹介していきます。
ポールを繋げる
キャプテンスタッグのポールはゴム紐などで繋がっておらず差し込むだけのポールです。
3個のパーツを繋げて1本にしてください。同じものを2本作ります。
マットに差す
マットを逆さまにしてポールを端から入れていきます。
ポールが差してあるだけなので、途中でポール同士が抜けてしまったりします。
写真の方向でマットに差すと外れづらいです。
穴が上に来るように調節しながら入れて下さい。
最後にカバーについているヘラを使って押し込みます。
ちょっと硬いですが、てこの原理で押し込んでください。
脚を取り付ける
最後に脚を取り付けます。真ん中から脚を取り付けた方が楽です。
穴の位置がズレてしまった場合は、脚を指し込んでグリグリすると調節できます。
真ん中二つを取り付けて端の脚を二つ取り付けたら、ひっくり返して完成です。
組み立て方は、動画を参考にしてください。↓↓↓
注意点
組み立てるのに力とコツが必要でした。
コツをつかむと結構簡単に組み立てられますが、それでも力が必要になります。
ポールの方も差し込んでいるうちに中で外れてしまったり、うまく穴が上にこなかったりして大変でした。
値段もAmazonで5千円程と安かったので、多少の不便は仕方ないと私は思っています。
女性の方が組み立てる場合は、結構大変なのであまりおすすめしません。
その部分を納得されてから購入することをおすすめします。
強度
強度なんですが、耐荷重は80ｋｇです。
私自身は64ｋｇですが、問題なく寝そべることが出来ました。
ただ、寝たときに鳴るマットのギシギシ音が気になりました。沈み込みは、程よく沈むので包まれている感じでした。
音さえ気にならなければ、寝心地は良かったです。
使用する際 一緒に購入したいもの
コットで寝る場合、これがあればより快適になる物を紹介します。
キャンピングマット
こちらはキャンプ用の折り畳み式のマットです。
表面が波型になっていて、くぼみに暖かい空気の層ができて保温性が良くなります。
波型マットは地面の凸凹や冷気をシャットアウトしてくれます。平面上のマットに比べ、厚みがあるのでクッション性が高くいろんな場面で活躍してくれます。
もちろんコットに敷くだけで寝心地が、格段とUPされます。
保温性があり寝心地も良くなるので、是非取り入れて下さい。
寝袋
寒い時期には、寝袋が必需品です。
寝袋にも封筒型、マミー型、人型などいろいろな種類がありますが、基本的には使う場所の気温で変えて下さい。
写真はマミー型なのですが、顔だけ外に出る感じで暖かさ重視の寝袋です。
対応温度は寝袋の素材や形状により変わってきますので、使う場所にあった寝袋を選んでください。
コットの上にマットを敷き寝袋に入ったら完璧に爆睡ですｗ
評価
私自身が感じた総合の評価を発表します。
価格 ★★★★★ 星5
組み立て ★☆☆☆☆ 星1
頑丈 ★★★☆☆ 星3
コンパクト ★★★☆☆ 星3
寝心地 ★★★☆☆ 星3
総合 ★★★☆☆ 星3つとさせて頂きます。
まとめ
キャプテンスタッグのコットはコスパ最強です。
組み立てに力が必要だったりポールが差しづらかったりしましたが、値段が安い割には寝心地は良かったです。
テントなどもそうですが、何回か組み立てているうちに自然と慣れてしまいます。
新しくキャンプ道具を購入したときは、いきなり現地で使うのではなく、一度お家や庭などで使ってみて下さい。
使ってみて初めて気づくこともあります。
これからの季節、コットをテント内で使えば寒さが必ずやわらぎます。
あなたのキャンプライフに参考になれば幸いです。
