ワンポールテントがあると庭キャンプがグッとおしゃれになります。
最近キャンプをはじめる方が増え、キャンプ道具もどんどんおしゃれなものが増えてきています。
ワンポールテントでキャンプするだけでワンランク上のおしゃれ感をアピールできます。
そんなおしゃれで実用性のあるワンポールテントを詳しく紹介していきます。
ワンポールテントって何?
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フロアが多角形もしくは円形状のシートで、テントの真ん中にポールを立てて使う円錐形の形のテントのことを言います。
ワンポールテントは、元々ティピーテントと言われてて、アメリカの原住民が使う野営用の簡易型住居が原型なんです。
3本の木を組み合わせたところに布や動物の皮を被せたものでした。
そんな歴史のあるテントは、フロアを囲むようにペグ打ちするので、耐風性が強く風を受け流しやすい構造になっています。
ワンポールテントの選び方
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ワンポールテントといってもいろいろな種類があります。
ここでは、いろいろな選び方を紹介します。自分に何が合うのかを知り、自分に合ったワンポールテントを選んでください。
使用人数で選ぶ
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まずは、テント選びの基本、使用する人数で選ぶ方法です。
使用する人数でテントを選ぶときは、テント記載の人数より1人引いた人数で選びましょう。
基本的には、記載の人数で寝ることができるのですが、荷物の分を考えると1人引いた人数の方が広々寝れます。
なので、まずは使う人数に合わせてテントを選んでください。
耐水性で選ぶ
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耐水圧は、500mmで小雨、1,000mmで普通の雨、1,500mmで強い雨が目安です。
庭キャンプでは、雨の日にテントで過ごす機会は少ないです。でもキャンプ場で使う機会があるかもしれないので、耐水圧1,000㎜以上、出来れば1,500㎜以上のものを選ぶようにしましょう。
ワンポールテントは、雨水が溜まらない構造になっていますが、出入り口付近は雨が入ってきてしまいます。
出入り口にタープを張るか、キャノピー付き(入り口が屋根になるタイプ)を選ぶと良いです。
素材で選ぶ
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テントの素材はポリエステルが一般的です。
ポリエステル
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ポリエステルは、耐水性があり、濡れても吸い込まないので重くなったりしません。
ナイロン
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ナイロンは、非常に軽い素材なので登山用によく使われます。軽い分、価格が少し高くなります。
コットン
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コットン(綿)は、丈夫で結露があまり出なくて、焚き火などの火の粉にも強いです。
デメリットとしては耐水性に弱く、大雨だと雨漏りの心配があります。濡れてしまうと生地が吸い込んでしまうので、しっかり乾燥させないとカビが発生してしまいます。
ポリコットン
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ポリコットンは、ポリエステルとコットンの合成繊維です。
ポリエステルとコットンの長所をいかした生地です。コットンの耐水性等が改善された生地になります。
見た目で選ぶ
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ワンポールテントは、おしゃれなテントが多いです。
見た目はもちろんおしゃれなのですが、柄が入っているものから軍で使っている本格的なものまであります。
換気の窓がついていてテントの中でストーブを焚き、煙突が外に出せるものもあります。
自分が使う環境や条件に色々合わせて選べるのもワンポールテントの魅力になります。
値段で選ぶ
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価格は、1万円ぐらいから購入できるものや、高いと3万円以上するものもあります。
地面にそのまま建てるアウターだけのタイプとアウターの中にインナーがあるタイプといろいろあるので値段と合わせて選ぶといいです。
私は、夏に蚊に刺されるのが嫌なのでインナーがメッシュになっているものを購入しました。
ワンポールテントの設置方法
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私が購入したキャプテンスタッグのワンポールテントの設置方法を紹介していきます。
グランドシート
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①地面にグランドシートを敷きます。
ワンポールテントがアウターだけの場合は、レジャーシートのように使う事ができます。
インナーがある場合は、インナーが汚れるのを防いでくれるので撤収の時や地面がぬかるんでいる時に役に立ちます。
安いシートで構わないので持っておくと便利です。
インナーテント
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②インナーテントをグランドシートの上に広げてペグを打ちます。
グランドシートが四角い場合は、テントの形状に合わせて折りたたんでからペグを打ちます。こうすると見栄えが良いテントをたてれます。
テントの形状に合わせてグランドシートをカットして使うのもありです。
カバー
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③インナーテントにポールをたてたらカバーを上から被せます。
入り口の向きを間違えないように被せて下さい。
被せたらインナーの時に打ったペグにカバーの端を取り付けて、ロープ(張り綱)をペグで固定したら完成です。
ポールが1本だけなのでとても簡単に設置する事ができます。
インナーテントを使わない場合は、カバーをペグ打ちしてポールを立てロープを張ったら完成です。
数分で設置できるのもワンポールテントの魅力です。
タープと組み合わせる
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ワンポールテントとタープの組み合わせは、とても利にかなっています。
私は、ワンポールテントとタープのセットを約2万円で購入しました。
ワンポールテントは、形状が三角なので屋根部分がほぼないです。そこを補ってくれるのがタープです。
雨の日はもちろん日差しが強い日でも活躍してくれます。広げ方によっては、目隠しにもなるので庭キャンプで使う際は、1個は持っていた方がいいです。
他にも手に入れたいおしゃれアイテム
おしゃれなテントを使うならそれに合ったアイテムで、更におしゃれにしちゃいましょう!
取り入れたら便利でおしゃれなアイテムを紹介します。
フラッグガーランド 三角旗
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ワンポールテントをよりおしゃれにしてくれるアイテムです。
千円ぐらいと安く購入もできますが、手作りで作るのもありです。
フラッグガーランドを室内や外に飾るだけでより一層、おしゃれ感が出てきます。
ワンポール用テーブル
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ワンポールの場合、テントの真ん中にポールが立っているのでテーブルが置きづらいです。
ワンポールテント用のテーブルは、真ん中に穴が開いていてポールを通すことができます。
テントの真ん中にテーブルがあるととても便利になります。
購入する場合は、穴の大きさとポールの太さが合うかどうか確認してから購入してください。合わない場合は、真ん中を加工するのもありです。
ランタン用ハンガー
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ワンポールテントの場合、真ん中にポールが来るのでランタンを引っ掛ける場所がありません。
テーブルや地面にランタンを置くのもいいですが倒れてしまうと危険です。
ポールにランタンを引っ掛けられるハンガーがあるのでこちらを使った方が、安全に明かりを灯せます。
ワンポールテントでランタンを使う場合は、こちらをおすすめします。
ペグとハンマー
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ペグとハンマーもおしゃれなものが沢山あります。
もちろんペグは購入したテントに大体付属されていますが強度が弱かったりします。
ハンマーは、落ちている石で代用できますが、ペグ打ち専用のハンマーはペグを引き抜く際にも使えるので専用のハンマーを使うことをおすすめします。
ラグマット
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テントの中に円形のラグマットを敷くとおしゃれにもなるし居住空間が快適になります。
ワンポールテントは、6角形や8角形が多いので円形のラグマットが使えます。
普段は住居にも使えて、庭キャンプをする時にだけ持ってくればベストマッチします。
真ん中のポールの部分だけラグを痛めてしまう可能性があるので、タオルなどのクッション材を入れた方がいいです。
まとめ
ワンポールテントが1個あればおしゃれなテントが手に入ります。
設置方法も簡単なので、あっという間に組み立てることができます。
飾りつけやラグ、専用のテーブルなどを使って自分好みの居住空間にして庭キャンプを楽しんじゃってください。
値段の方も1万円前後で購入できるので、初めてのテントにワンポールテントを購入するのもありです。
庭の広さや使用する人数で自分好みのワンポールテントを購入してみて下さい!