初めての方でもお手軽に使うことができるのが、キャプテンスタッグのオイルランタンです。
オイルランタンを出しているメーカーは沢山あります。その中でもキャプテンスタッグは、有名メーカーなのに値段を押さえて販売しています。
昔ながらの形だけど色も沢山あり、取り入れると庭キャンプを本格的にしてくれます。
オイルランタンは難しそうと思っている人でも、結構簡単に扱えます。
オイルランタンは、使い方を覚えれば誰にでも扱うことができるので詳しく紹介していきます。
オイルランタンって何?
オイルランタンには、ガソリンを燃料とする加圧式もありますが、アウトドアなどで使われるオイルランタンは、灯油や石油を燃料とする物が主流となっています。
キャプテンスタッグのオイルランタンは、白灯油かパラフィンオイルを燃料としています。
燃料を芯に染み込ませることにより火を灯すことが出来ます。そのため、電気のものよりも雰囲気が出ます。自然の炎を手軽に楽しめるのでおすすめです!
オイルランタンは、嵐などの悪天候でも使用できるランタンなのでハリケーンランタンとも呼ばれることがあります。
オイルランタンの使い方
基本的なオイルランタンの使用方法を説明していきます。
使用方法を知り安全にオイルランタンを楽しんでください。
オイルの入れ方
オイルランタンの燃料を入れるところはとても小さいので、漏斗などを使用して燃料を入れて下さい。
燃料を入れるところに漏れ防止用のゴムパッキンがついていますが、小さいので無くさないように注意して下さい。
キャプテンスタッグのオイルランタンの燃料は250ml入れることができ、使用条件によって異なりますが約14時間、火を灯せます。
点火
ホヤと呼ばれているガラス部分を上にあげて点火します。
本体の左側にあるレバーと下げることでホヤが持ち上がります。
レバーは、引っかける部分があるのでそちらで固定してから点火してください。
点火したら火力の調整をします。
火力の調整
火力の調整は、本体右の丸いレバーを回すことで調整できます。
芯の上げ下げにより火力が変えられます。ご自身の好きな明るさで調整してください。
基本的には2mmぐらい芯を出して使用すると火が安定します。
火を点けるとランタン上部の空気孔より煙が出るので、ランタン上部は熱くなります。
消火
消火は、芯を下に戻すと火が消えます。
あまり下げすぎると芯が外れてしまうので気を付けて下さい。
もし外れてしまった場合は、この後の芯の交換方法を見て芯を戻してください。
オイルランタンのメンテナンス
長く愛用するためにはメンテナンスが大事です。
メンテナンスといってもオイルランタンは、難しくありません。
3つ覚えればメンテナンスが出来ちゃいます。
芯の交換方法
使用中に芯の部分が焦げて黒くなり、火の形が崩れてきたら芯を切るサインです。黒くなっている部分をハサミで切り取り使用してください。
それを続けていると芯の部分が短くなるので芯を交換してください。
芯の交換方法は、長くランタンを愛用するなら是非覚えて下さい。
と言っても難しくありません。火の調整をするレバーを回して芯を外し、新しい芯を付け替えるだけです。
新しい芯の長さは、13cmぐらいで切って、上からでも下からでもいいので芯を金具に差し込んでレバーを回すだけです。
ホヤの手入れ
ホヤとは、ガラス部分の名称なのですが、使っていると煤(すす)で汚れます。
ハリケーンランタンは、ホヤの部分が取り外せるので取り外して洗ってください。
もちろん取り外せるので、割れてしまった場合でも交換が可能です。
取り外し方は、ランタンの空気孔の部分を上に持ち上げると、ホヤ部分が横に倒せます。
ちょっと力がいりますが、ホヤ部分を止め金具から外します。
止め金具とは、ホヤを囲っているバッテンの金具部分です。
残ったオイルの処理は?
オイルが残ってどう処理したらいいか悩む方も多いと思います。
残ったオイルは、倒れない場所で保管するのならそのままでも大丈夫です。
倒れてしまう恐れがあるのであれば、使い切るかスポイトで抜いてしまうのもありです。
少ない量ならキッチンペーパーで吸い取ってもいいです。
一番簡単なのは、使い切ることです。満タンで14時間ぐらい灯すので夜から使ってそのまま灯しておけば朝には消えています。
もちろん火事などが起きない場所に、吊るしたり置いたりして灯してください。
一番は、ポールハンガーを使って吊るしておくのがベストです。
おすすめの燃料
私が使っているおすすめの燃料を紹介します。
パラフィンオイル
STAR(スター) のパラフィンオイルは、 高純度石油系燃料です。
燃焼中に煤が、ほとんど出ないので燃焼器具をクリーンに保ってくれます。
引火点は95℃以上で通常の石油よりも高く、揮発性が低いので安全です。
粘性があり、じっくり燃焼するので燃費効率がアップします。
きれいに精製された燃料なので、燃焼中にあまり臭いが出ません。
虫よけパラフィンオイル
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)の 虫よけパラフィンオイルです。
こちらは、350ml入っていて、オイルの中に虫よけの香料が入っています。
匂いは虫よけ独特の匂いがします。
夏などの虫や蚊が多い季節に使うと虫が寄ってこなくなるのでおすすめです。
あると便利な道具
オイルランタンを使用する際に持っておくと便利な道具を紹介します。
漏斗
燃料を入れる際に使うと便利な漏斗(ロート)です。
燃料を直接入れるようにすると入口が小さいのでこぼれてしまいます。
漏斗使うとこぼすことがなく、燃料を入れることが出来ます。
漏斗は、他にも水筒に水を入れたりする時にも使えるので1個は持っておいた方がいいです。
フューエルボトル
Trangia(トランギア) のフューエルボトルは燃料の保管にもなるし、燃料を入れる場合も便利な構造になっています。
私が持っているのは、500ml燃料が入るボトルです。材質はポリエチレン製です。
トランギアの燃料ボトルはセーフティーバルブを採用しており、キャップを取り外さなくてもボタンを押すだけで中に入っている燃料を注ぐことができる仕組みになっています。
注ぎ口は、燃料をストレスなく注げるよう細めに設計されているので燃料を入れる際に便利です。
スキットル(ウィスキーボトル)
スキットルは、ウィスキーなどのお酒を携帯するための小さなボトルのことです。
携帯しやすいようにボトルのサイズは小さめになっていて、ズボンのヒップポケットに入れたときにフィットするように、体に沿う形状になっているものが多いです。
材質は、ステンレススチールで出来ているものが多く、錆びにくいです。
私はお酒を飲まないので、このスキットルに燃料を入れて持ち運んでいます。
飲み口が小さいので漏斗などを使わずに燃料を足すことができます。
雰囲気も出るのでおすすめです。ただ、間違えて飲まないように注意して下さい。
ランタンハンガー
ランタンハンガーは、ポールなどに取り付けてランタンをぶら下げる事が出来ます。
ワンポールテントのポールや、タープで使うポールなどに取り付けることでランタンを吊るせます。
キャンプではポールを使う機会が多いので、そこに取り付けられるランタンハンガーは持っていた方が良いです。
ランタンだけではなく、いろいろと応用が利くのでとても便利です。
例えば左右のポールにハンガーを取り付けてそこに長い木などを引っかければ物干し竿のように使うこともできます。
ランタンを使用する際の注意点
オイルランタンは火を使うので注意点があります。
注意点を詳しく紹介します。
テント内で使わない
テント内でのオイルランタンの使用は、おすすめしません。
ランタン上部が熱くなるのでテント自体を痛めてしまいます。倒れてテントが燃えてしまったら危険です。
締め切ったテント内で使用すると一酸化炭素中毒になることもあるので、テント内では使用しないで下さい。
どうしても使う場合は、必ず一酸化炭素の検出器を使ってください。
燃料を間違わない
基本的に購入したオイルランタンに使用できる燃料の記載があります。
燃料を購入する前に必ず読み、使える燃料を確認してください。
キャプテンスタッグのオイルランタンは、白灯油かパラフィンオイルのみ使用できます。
それ以外の燃料は、使用しないで下さい。
安定する場所で使う
オイルランタンや他の火を使うランタンは、必ず地面が安定している場所で使いましょう。
倒れてしまってオイルが漏れ、火事になったら大変です。
先程のランタンハンガーに吊り下げるか、テーブルの真ん中に置くなど安定している所で使用しましょう。
地面に置く場合は、お子さんなどが触ったり倒したりしないように気を付けて下さい。
おしゃれでムードある空間に
オイルランタンがあるだけでキャンプの雰囲気がおしゃれになります。
ゆる~い炎で辺りを照らしてくれるので気持ちの良い空間になります。
ちょっと薄暗い所で食べるご飯は、とても美味しく感じます。
オイルランタンが1個あるだけで、おしゃれキャンプに大変身します。もちろんオイルランタンを使いこなせているだけでカッコいいです!
キャンプは雰囲気も大事なので是非オイルランタンを使ってみて下さい。
まとめ
キャプテンスタッグのオイルランタンは、値段が安いのにとてもしっかりできています。
私はどうしてもカーキ色のランタンが欲しかったので、こちらを購入しましたが、他にもいろんな色があります。
ご自身の使いたい場面やお好みで探すのもいいです。
嵐の中でも使えるハリケーンランタン。それだけでかっこいいです!
使い方も簡単で初心者の方でも使いこなすことができるオイルランタンを是非、取り入れてください。
庭キャンプにキャプテンスタッグのオイルランタンを取り入れて、おしゃれでかっこいい空間にしましょう!