庭キャンプでご飯が炊けるようになったらかっこ良くありませんか?
キャンプでご飯が炊けるようになると災害時など、いざという時に役に立ちます。
ご飯が炊けると卵一個でもおかずになっちゃいます。日本といえば、いろいろな種類のお米が沢山あるので美味しく炊いちゃいましょう!
初心者の方でもわかりやすく、美味しいご飯を炊く方法を伝授します。
この記事を読んで、いつでもどこでもご飯が炊けるようになっちゃいましょう!
ご飯を炊く道具
持ち運びやすい道具から美味しさを求めた道具までいろいろとあるので紹介していきます。
使うシーンに合わせ紹介していくので、参考になれば幸いです。
クッカー
キャンプといえばクッカーというぐらい、キャンプでの料理には欠かせない道具です。
クッカーを持っていれば和・洋・中と、何でも作れちゃいます!もちろんご飯も炊けちゃいます。
自分が持っているのは、キャプテンスタッグのクッカーで、ご飯はもちろんいろいろな料理ができちゃいます。
サイズが約17cm×高さ10cmとちょっと大きめなんですが、インスタントラーメンが丸々入るので重宝します。
クッカーの中に食材や他のクッカーも保管できるので、ご自身でアレンジしてください。
持ち運びにも便利なクッカーなので、是非クッカーで『ご飯炊き』をチャレンジしてください。
飯ごう
飯ごうは、昔からあるご飯を炊く道具です。
炊けるお米も4合と多いので沢山お米を炊く方におすすめです。
中フタは、お米2合の計量カップとして使うことができます。この飯ごうは、上蓋にハンドルがついているのでフライパンとしても使えます。
日本製で熱伝導抜群のアルミで出来ているので美味しくご飯を炊くことができます。
昔ながらの飯ごうを使ってご飯を炊くと、キャンプしてる感がグッと出てきておしゃれです。
使えば使うほど味が出てくるので、飯ごうを育てる楽しみもあります。
メスティン
最近、メスティンが流行ってきています。
これ1つあれば、いろんな料理ができます。お米の炊飯、ラーメンやパスタなどの麺類も、もちろん調理可能です。
食器やお弁当箱としても使えて、フライパンやお鍋の代わりに料理することもできます。
熱伝導率の高いアルミ製なので、熱を全体に伝えることができます。なので、ご飯を炊くにはもってこいの道具になります。
いろいろ使えて万能なメスティンなので、持っておいて損はないです。
土鍋
土鍋でご飯を炊くと、とても美味しく炊くことができます。
こちらは、適度な圧力でご飯を炊き上げることができる二重蓋の土鍋です。内面は、マイクロ波で熱を発生させる特殊素材配合で出来ています。
上蓋は茶碗としても使えるので、とても使いやすい構造になっています。ガスコンロはもちろん電子レンジでもごはんが美味しく炊けちゃいます。
土鍋で一味違うご飯を炊いてみてください!
釜
昔ながらのかまどで、ご飯を美味しく炊きあげます。
見た目も懐かしい雰囲気の釜なんですが、ガスコンロで簡単にご飯が炊くことができます。
底面は厚く出来ているのに側面は薄くアルミニウムキャストで仕上げてあります。熱伝導率が陶器の約200倍なので短時間で温度が上昇します。
底面で十分に熱を蓄え、薄い側面で素早く熱を伝えるので、ご飯がふっくらと美味しく炊くことができます。
本格的なご飯を炊きたい方におすすめです。
火を起こす道具
ご飯を炊くには、もちろん火が必要です。
何の火を使うかによっても作り方や美味しさが変わってきます。ご自身が使うシーンに合わせて選んでください。
焚火台
こちらは、YouTubeでヒロシさんが使って有名になったピコグリルです。
値段が1万4千円とお高めなのですが、スイス STC社の正規品なので安心して使えます。
サイズも収納時は、A4サイズで高さが2cmとコンパクトなのに、広げると横38.5cm×縦26cm×高24.5cmと大きく広げられます。
直火がダメなキャンプ場や庭キャンプでは、こちらを使うことで火を起こすことができます。
薪の火でご飯を炊くのは難しそうですが、火加減を調整すれば難しくありません。
基本的には、強火で沸騰するまで火を燃やして沸騰したら火から遠ざけて蒸らして出来上がりです。
詳しくは、後でご飯の炊き方の手順を紹介します。
カセットコンロ
カセットコンロは、ガス缶があれば、どこでも手軽に火を起こせます。
こちらは、イワタニ製のガスコンロです。ケースが付属されているので、アウトドアはもちろん非常時のときでも持ち運びが楽です。
特許申請済のダブル風防ユニットによって、強風の環境下でも炎が横倒しにならずに、強い加熱性能が得られるので安心して使えます。
カセットコンロは持ち出せるコンロなので、こちらでご飯炊きを実践しておくと緊急時にも役に立ちます。
レギュレーターストーブ
アウトドアでよく使われているストーブになります。
私が使っているのは、SOTOのST-310というレギュレーターストーブになります。コンパクトにもなるし、ガス缶を繋げればあっという間に火を起こせます。
炭を使うと道具が黒くなってしまうのですが、これなら黒くなりません。
いつもこれでご飯を炊いているのですが、いまだに失敗がありません。
詳しくはこちらの記事を読んでください。
ご飯の炊き方
私が実践しているご飯の炊き方を紹介します。
これを見れば間違いなくご飯を炊くことができます。
こちらを参考にして美味しいご飯を炊いてください。
材料
お米…炊く分(1合は、約150gまたは180ml)
お水…炊くお米の量の水(1合あたり約216ml)
水の量は、炊くお米の量×1.2となります。
私がお米を炊くときには、+10cc多く入れています。
何回かお米を炊いてみたのですが、+10ccが私にとっては丁度いい硬さになりました。
米や気温によっても水の量は変化するので実践してお好みの硬さに調整してください。
手順
私がご飯を炊くときに実践している炊き方を文章と画像で紹介します。
慣れてしまえば難しいことはありませんので、手順を見て実践してみてください。
お米を洗い、水を切ります。
網を使ってしっかり水切りしてください。
クッカーなどのお好きな道具に入れて必要な量のお水を入れます。
私はいつもお米の量の水+10cc入れています。
気温やお米によって水の量を調整してください。
30分~1時間放置します。(できれば1時間放置が良いです。)
外で調理すると火加減の調整が難しく、お米の芯が残る場合があるので、私はいつも1時間は水に浸けるようにしています。
標高が高い場所では、沸点が低くなるのでなるべく長く水に浸けることにより、米の芯を残さずに炊けます。
ちなみに富士山の山頂(標高3776m)気温5℃での沸点は約88℃まで低くなります。
強火で火にかけます。沸騰したら弱火(消えるか消えないか程度)で放置します。
沸騰したら火が消えるか消えないかぐらいに調整します。
弱火が難しい場合は、高さを出したりして、火から遠ざければOKです。
クッカーの中からプツプツ言い出したら5秒ぐらい強火にして火を止めます。
プツプツ音は聞き取りづらいので焦げ臭いにおいがしてきたらOKです。
後は、5秒間強火にして火を消します。
※プツプツ音は、動画にて音を紹介しています。
20分~30分ぐらいタオルに包んで蒸らして出来上がりです。
タオルなどに包んで20分~30分ぐらい放置して蒸らします。
タオルなどに包むことにより保温効果があります。
まとめ
炊飯器以外でご飯を炊くのは難しいと思って私も挑戦してきませんでした。
最初は、炊飯器が壊れて何か良い方法はないかと調べたのがきっかけで、ご飯をクッカーで炊いてみました。
炊いてみたら意外とあっさり炊けてしまいました。
もちろん最初は、ちょっと焦げてお米も硬かったのですが、何回も炊いてるうちに美味しいご飯が炊けるようになりました。
災害時など緊急の場合にも、お米が炊ければ安心できます。何が起こるかわからない時代なので、準備できることはやっておいた方がいいです。
もちろん庭キャンプでもご飯が炊ければ、お子さんに教えることもできます。
何気に大事なご飯の炊き方を自分の得意技にしちゃってください!